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三絃教室 琴美会 第33回琴美会演奏会 =第二部= |
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3歳児〜中2までの子供20人による「たき火&ゆき」メドレー。 全員並ぶのも一苦労(笑) 箏二重奏に三絃も加えて華やかに可愛らしく! 大きな声でパクパク歌う子供コーラス(未就学児)には会場のあちこちから微笑みが溢れていました♪ ★終わってからプレゼント♪ ↑ずらりと全員集合! ↑プレゼント贈呈♪ ↑中学生だってニッコリ♪ ↑最後にみんなでご挨拶! 7.夜の大工さん 作曲 宮城道雄 =初伝披露= リズムも奏法も難しい弾き語り「夜の大工さん」。 宮城道雄らしい描写の曲調で、雨が降る中、小さな大工さんが夜の間にトントン夢見の御殿を建てる様子を上手に表現することができました。演奏会前の1週 間、一日置きにお稽古に来て、詰めて練習した甲斐あって、美しい旋律と可愛らしい歌声が会場に響き渡り、立派な初伝披露となりました。 本人も弾き切った満足感と達成感でにっこり♪ ★免状授与 おめでとうございます! 8.六段の調 作曲 八橋検校 =初伝披露= 中学2年生コンビの初伝披露。 二人ともお箏を初めて1年余り。 よく練習する二人で、双調の低調子でも押手もバッチリ、トレモロも綺麗に、六段にかけてアップテンポになる流れも素晴らしく、申し分ないご披露となりました。 ★免状授与 おめでとうございます! 9.八千代獅子 作曲 藤永検校 =初伝披露= 初めて古典に挑戦する直子さんと、宮城三絃小曲集が終了し満を持して初伝となる山崎さんによる八千代獅子。古典の唄も、独特な緩急も、練習に練習を重ね、立派に披露することができました。 二人ともとても唄が上手になったので前唄は二人で! 緊張しきりでしたが、しっかり弾いて歌って、見事な初伝披露となりました。 ★免状授与 おめでとうございます! 10.唐砧 作曲 宮城道雄 =箏中伝・三絃初伝披露= 幼少期から習い始めた3人も中1、中2トリオに。 「難しいけど、頑張ればできるよ。3人で唐砧やる?」と聞くと「やりたい!練習する!!」と始め、親御さんたちは「え!!唐砧なんてできますか?一人1パートずつで大丈夫で すか?」と不安そうでしたが、なんのその。ベテランパワーで見事なご披露となりました。 演奏直前は「あーー絶対途中で止まる、マジやばい!」と大騒ぎで したが、心配していた掛け合いも、16分音符の細かいハモりも、最後の緩急も素晴らしい演奏でした。さすが♪ ★免状授与 おめでとうございます! 11.比良 作曲 宮城道雄 =中伝披露= 仕事や家事、育児に追われる中、みなさん頑張って時間を作って練習に励みました。箏、三絃、尺八の三重奏で宮城曲らしい難しさ、美しさがあり、大人の魅力☆で素敵に仕上がりました。 演奏前は緊張で顔がこわばっていましたが、始まってしまえば、しっとりと綺麗な旋律が流れ、立派な歌声が聴こえてきました♪ ★免状授与 おめでとうございます! 12.水三題 作曲 宮城道雄 =中伝披露= 「水」にちなんだ三部作「水三題」の「山の筧」「大河の夕」「大洋の朝」を順番に。 それぞれの雰囲気に合わせて選曲したら予想以上にピッタリ☆ 各々が個性を生かして見事に歌い上げ、弾き切りました。尺八がそれぞれの後ろに歩いて行き、細い筧の水から、大河の流れ、穏やかな大洋へと広がっていく様子が見事に表現されました。 「ピンマイクつけてるの?」と尋ねられるほど、美しい歌声が響いていました。 ★免状授与 おめでとうございます! 13.さらし風手事 作曲 宮城道雄 =奥伝披露= 宮城曲の手事物として弾いていても聴いていても楽しい曲。でも、楽しくなるのは弾けるようになってから(笑)。細かい手が 回ってくるのにも、押手をしっかり定めるのにも、あらゆる奏法を弾きこなすのにも時間がかかり、苦戦していましたが、徐々にマスターし、テンポもしっかりあげ られるようになると、1曲弾き終わるごとに二人とも真っ赤な顔しながら「ふ〜〜〜〜」っと息を吐く日々。 練習の成果を発揮してご披露では、テンポも素晴らしく、「奥伝、すごい迫 力!」と大好評♪ ★免状授与 おめでとうございます! 14.八重衣 作曲 石川勾当 箏手付 八重崎検校 今回の箏曲部門、大トリ。 難曲であり、大曲である古典ですが、聴きごたえがあったようで、一般のお客様からも「すごい圧巻!」「なんか、すごかった」と大好評。 やったね♪ |