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三絃教室 琴美会 第33回琴美会演奏会 =第一部= |
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オープニングは「華舞歳々」。題名の通り、とても華やかにスタートしました! 箏2パートと17絃の三重奏で、お箏らしいフレーズとお祭りのような明るい曲調で、トレモロやグリッサンドが多用され、お客様からも「とても華やかで素敵〜〜〜!!」と大好評。 皆で時間を合わせてたくさん合奏練習した甲斐がありました♪ 2.童曲メドレー ★始まる前にインタビュー! 弾く前からたくさん拍手をいただきました。 ★第一陣! まずはソロ部門♪順番に弾きます。 ●おこと 作曲 宮城道雄 今日が6歳のお誕生日! 前日には風邪?で全く声が出なくなって焦りましたが、しっかり弾いて、大きい声で歌うことができました。ほっと一安心。初めて「押手」があり、絃の硬さに「痛い〜!」とうなだれていましたが、だんだん押せるようになり、小さい体で頑張って「押手」も披露できました。 ●お正月 作曲 滝廉太郎 本人評「今日はなぜか1回だけ間違えちゃったから、99点!」。 練習の時に比べて集中力がグンと高まり、本番は立派に弾いて歌いました。 「昨日からずっと緊張してる」と言っていましたが、可愛らしく堂々と披露できました♪ 着物にも大満足で夜まで脱ぎませんでした。 ●雨祭り 作曲 宮城道雄 昨年の「雨祭り」を聴いて、「どうしてもこれがやりたい!」と春から練習しました。 始めのうちは2小節進むのにたくさん時間がかかっていましたが、「弾きたい」気持ちが強いと、どんどん吸収して右手と左手を駆使して弾いて歌えるように。 本番では、最後の1週間、左手の指に水ぶくれを作りながら追い込んで練習した成果を存分に発揮できました。 昨年からの上達にお客様からも「1年でこんなに上手になるの??」と驚きの声が♪やったね! ★第二陣! 童曲合奏部門♪ ●糸車 作曲 野村正峰 初舞台の二人。一緒に練習するうちにとても仲良しになって、息もピッタリ! 二人とも音色も綺麗になり、しっかり音が出せるようになり、相乗効果で上達しました。 これからが楽しみ♪ ●勝った亀の子 作曲 宮城道雄 昔話「ウサギとかめ」をモチーフにした童曲。本手も替手も歌と手がまるで別のメロディで難しいのですが、テンポも乱れず、音程もズレ ることなく、上手に弾いて歌えるようになりました。舞台数を重ねてぐんぐん上達し、押手の息もピッタリ、替手(伴奏)のメロディをしっかり聴きながら、合奏できました。 3.小さな円舞曲 作曲 坂本勉 終始三拍子で、円舞曲(ロンド)のようにお箏で弾くのはなかなか難しい! 「それじゃ足が絡まって転んじゃう〜!」と言いながら一定のテンポで軽やかに演奏する練習を重ね、本番では皆で息を合わせて綺麗に合奏することができました。 真摯に取り組む姿は大人も子供も同じで、どんどん上達していきます。 4.雪はな 作曲 吉崎克彦 ★始まる前に演奏者ずらり。小5〜中3までの振袖&袴姿がフレッシュ♪ 11月18日に「屏風浦コンサート」で披露した「雪はな」。 あれから1ヶ月、もうひと踏ん張り練習して今回は息もピッタリ、大迫力の若々しい演奏となりました。初出演は、瑛里奈ちゃん、美玖ちゃん。 受験生の冬輔くんも「みんなの曲に1曲だけ出たい!」と本番、一発勝負でしたが、見事に演奏できました♪ 5.新娘道成寺 作曲 石川勾当 箏手付 宮原検校 お客様から「日本語の奥深さを実感した」と感想をいただきました。手事が短く、大半が歌で「アタリ」という揺れのある地唄の歌い方が多用され、唄が難しいので、歌詞を 聴いてくださってのコメントをいただいて、歌詞がちゃんと伝わったんだ!と嬉しくなりました。「どう歌っていいのか分かりません…」と苦戦していたようで すが、きちんと伝わる唄を歌えたようです! |