30琴美会表紙 琴/ 三絃教室 琴美会
第36回琴美会発表会
=第2部=
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11.紅蓮華 feat.竈門炭治郎のうた 〜「鬼滅の刃」より〜 編曲 Nami
本日二度目の「紅蓮華」。メロディーパートの希望者数が多かったため、舞台上で人数が多くならないよう2回に分けて演奏!アニメファンからは「何回も聴けて楽しかった!」と好評(笑)
社会現象を巻き起こしている人気コミックス「鬼滅の刃」のTVアニメシリーズのオープニングソング。ステイホーム中に編曲したところ、みんな楽しそうに弾 いてくれました!
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12.月夜の舞 作曲 佐藤義久
観 月会などでもいつも大好評いただく一曲。秋の夜長の物悲しいようなフレーズですが実は、終始アップテンポでリズムも変調し難しいのですが、中高生が美しい メロディーを気持ち良さそうに奏でました。途中のソロパートも緊張しつつも立派に披露し、最後はダイナミックに華やかに弾きました。

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13.雪はな 作曲 吉崎克彦
ピッチカートが多く、緩急、強弱が難しいですが、練習した甲斐あって素晴らしい合奏となりました。高速スクイ爪も見事成功し、雪が、時に激しく舞い落ちる様子を表現できました。G・Pでは4人でしっかりと息を合わせて、ピタッと揃えてかっこよく弾くことができました!
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14.砧 作曲 宮城道雄
宮城曲では2曲しかない箏二重奏の器楽曲の1曲。手が細かく、これぞ宮城曲!と言う感じ。テンポが上げられるかが課題でしたが、練習を重ね、10月の合奏練習からグッと砧らしいテンポにまで引き上げ、立派に演奏できました♪
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15.光のトレイン 作曲 水野利彦
ソ ロからスタートし、宇宙の星の光とトレインの軽快なリズムが美しく、一瞬の静寂とキラキラ感、繊細なメロディーの移り変わりの表現が難しかったですが、地 道に練習に取り組み、二人で美しい「光のトレイン」を奏でることができました。箏らしい技法も多く、続々とフレーズが入れ替わり、曲としても、しっかりま とまって立派!
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16.さらし風手事 作曲 宮城道雄
宮城曲では2曲しかない箏二重奏の器楽曲2曲目。終始「さらし」をモチーフとしてスピーディかつダイナミックな曲想でとても難しい曲ですが、中高生の二人 が「さらし」に初挑戦。手が滑らずに十六分音符、八分音符を刻むのがとにかく大変ですが、苦労しながらも頑張って弾き切りました。舞台をこなすごとに、見 事な「さらし風手事」となっていくので、今後も頑張ってバージョンアップさせていきましょう!

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17.氷華二題 作曲 吉崎克彦
調 絃からキラキラ感がハンパない現代曲。流れるようなきらびやかなメロディーが重なり、一題目「細氷」は静の繊細さ、二題目「氷河」は動のダイナミックな迫 力。アップテンポでとても難しいですが、息を合わせてピンと張り詰めたような緊張感の中、美しいハーモニーを奏でました。
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18.六段の調 作曲 八橋検校 =箏 初伝披露=
「初 伝とは思えない曲の運びの六段だった!」と褒めていただきました。厳かにスタートしますが、徐々に前向きに進み、後半には見事にノッた立派なご披露となり ました。真面目に練習に取り組み、音色も日に日に美しくなり、大人っぽい「コーロリン」もできるように!これから益々、頑張ってください♪
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●免状授与 おめでとうございます!
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19.編曲長唄京鹿の子娘道成寺 作曲 野村正峰
歌舞伎の「京鹿の子娘道成寺」のイイトコ取りの編曲。歌舞伎、長唄ならではの、一般的な箏曲とは違った華やかさで美しく、イントロは尺八と三絃の掛け合いもさすがの出来栄え。後半は箏と三絃で盛り上がり、見せ場も演出し、さすがはベテランという曲の仕上がりでした!
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20.虫の武蔵野 作曲 宮城道雄  =箏 皆伝・三絃 奥伝披露=
嵯 峨野の秋の夜長に、まさに虫たちの共演!箏や三絃の技法で虫の音に聴こえるから不思議!コオロギ、キリギリス、松虫、クツワムシ・・と続々と登場します。 いつも聴きやすい長さにカットしますが、たまには全曲聴いていただこうとノーカットで演奏。箏も三絃も宮城曲らしく細かく難しいですが、ご披露に相応し く、立派に弾き歌い上げました。

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●免状授与 おめでとうございます!
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21.じょんがら変奏 作曲 水野利彦
津軽三味線の力強さを箏二重奏で変奏。絶妙にズレ続ける1箏と2箏の動きに初めは目を丸くしていましたが、師範二人の並々ならぬ努力の結果、じょんがら節の独特なリズムとメロディー展開が見事で、圧巻の合奏となりました。さすがです。
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22.越後獅子 作曲 峰崎勾当
獅 子ものの代表とも言える越後獅子ですが、古典ならではの難曲。今回は歌をカットし手事のみを替手と合わせ、尚合奏としては難しく。3人とも弱音を吐きそう になりながら「いや〜〜〜〜〜!なんとか頑張ります」と練習に取り組んだものの、本番直前でも止まらずに最後まで弾けず…と言う状態でしたが、最後の一 踏ん張りで本番は、最後までしかと、弾き切りました!

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23.櫻川 作曲 光崎検校
光 崎検校らしい美しい古典。元気になりすぎず、でもしっとりしない、お花見のような明るさと調子の良さは意識して…言うが易し、ですが、なかなかそれらし く弾くのは難しかったようです。しかし、しっかりと練習を重ね、テンポよく明るく、でも古典としてしっかり弾けるようになりました。替手は、ずっと動き続けるフレーズで淡々と飾って、 綺麗な櫻川でした。
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24.河童百態 作曲 野村正峰
古 典とは全く別物の「作もの」。いつもと違う指運びやバチの使い方に苦戦しましたが、「河童登場」から「いたずら河童」「酔いどれ河童」「河童の川流れ」と 見事に表現しました。最後の練習で「ここまでテンポあげよう」と勢いを進めると「エエーーーー!!速〜〜〜い!」と大騒ぎでしたが、本番ではきちんとその テンポで仕上げ、圧巻の演奏でした。頼もしい限りです。
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