第46回「宮城会 箏 こども音楽会」

2019年5月12日(日)ヴィアマーレ(横浜 桜木町)にて開催された「第46回宮城会 箏こども音楽会」に琴美会のジュニアメンバーたちが出演しました!
今回は、地元・横浜の開催となり、最多の11名・7曲での参加となりました。
勉強や部活、たくさんの習い事に忙しい中、時間を見つけて練習を重ね、合奏を重ね、GW返上でお稽古に通った甲斐あって、舞台では素晴らしい演奏を披露することができました♪
応援してくださったご家族の皆様、親戚の皆様、当日、ご来場くださったお友達のお陰様で、達成感を持って、立派に演奏することができ、素晴らしい体験となりました。
ありがとうございました☆

●リハーサル
子供音楽会には、リハーサルがあります!
今年は過去最多の59曲。舞台と二つの練習室を使って、分刻みのスケジュール。
緊張の面持ちで、お辞儀〜演奏〜お辞儀までしっかりと。

【舞台】
小鳩
小鳩
チョコレイト
チョコレイト1
チョコレイト
チョコレイト2
プログラム1番〜10番は、舞台でリハーサル。
本番の雰囲気さながらに演奏します。照明も本番の通りで、小さいながらに緊張していましたが、最後までしっかりと弾いて歌って、さあ本番まで、力を温存しなくては!!

【練習室】
hati

suiteki
水滴
temari
手鞠
小学4〜5年生ともなると緊張もひとしお。でも、良い緊張感に包まれて集中し、音もリズムも安定し、本番が楽しみになるリハーサル。頑張れ!!


●演奏前
待ち時間にお弁当を食べたり、お菓子を食べたり。「転ばないでね!!」の声があちこちから。
楽屋
客席
楽屋

●表彰式
5
5 5
今回、中学3年生の光歌瑠ちゃんが5回表彰!
ピョンピョコリン(箏独奏)、若水(三絃)、笛の音(三絃)、都踊り(三絃)、唐砧(三絃)と、大好きな三絃で「こども音楽会」卒業の中学3年で5回目を迎えました。
確実にレベルを上げ、大きな舞台でも立派に楽しく演奏することができるようになりました♪
5回表彰、おめでとうございました☆

●本番演奏を終えて…
小鳩 チョコレイト
チョコレイト
1.小鳩
「こども音楽会」初出演の桃花ちゃん。今回「こども音楽会」のスタートを仰せつかり、1番での登場。
舞台袖で、日常とは違う空気に、ドキドキしながら待って、舞台に座ると、初めの音を確認し、いざ幕開け!
おじいちゃんおばあちゃんも駆けつけてくれた中、大きな声で、しっかりした音で弾いて歌いました。
難しくていつも間違えていたところも今日はバッチリ♪
本人も「できた!!」と真面目な顔で戻ってきて、みんなが待つロビーへと向かう頃には、「やったー!」と言う気持ちでスキップるんるん。毎日頑張って練習した成果を存分に発揮できました。

9.チョコレイト
小1、小2、小3の女子3人組による「チョコレイト」。
3月に初めて3人で合奏した時には、全員好きなよう弾いて歌って、バラバラのめちゃめちゃ(笑)
これがどこまで合うようになるかなーーと、練習と合奏を重ね、仲良しになって行くと少しずつお互いの音や歌が聴けるように!
それでも、1週間前のリハーサルの時には、GW返上で練習に通ったのに、途中で止まったり、歌が小さくなったり、「大丈夫か?!」と心配しましたが、そこからの頑張り踏ん張りがすごかった♪
本番では、かつてない集中力を発揮し、歌も演奏も練習以上にしっかりこなし、戻ってくると、「すっごい怖かった!!でも、1つも間違えなかったよ。まだ脚 が震えてる〜〜〜」と興奮しながら話しているうちに、緊張の糸も切れ、ポロポロ涙。「あ〜よかったー、できた〜〜〜〜」と笑顔に。
可愛い☆とても立派な「チョコレイト」でした。

蜂
蜂
hati
33.蜂
始まる前は「怖い。。怖い。。吐きそう〜〜」と舞台袖でうなだれていましたが、覚悟を決めて、いざ舞台へ行くと、リハーサルの時に注意されたこともしっかり直して、これまでの中で最高の「蜂」を演奏しました。
「僕、蜂をやりたい!」と練習を始め、難しさも負けず、頑張って練習を重ね、それでも、手の難しさと歌の難しさに苦労し、1週間前のリハーサルの時には、 3回は止まってしまう、という状況。とにかく止まらないで終わりまで弾く練習をまず頑張ろうと、ラストスパートを切ると、部分練習と通し練習とを繰り返 し、みるみるうちに上達し、当日リハの時にはミスタッチがあっても止まらずに「弾ききる」ことができるように。
そして、最高潮の緊張に包まれた本番を終えると、「僕、できてた?」と言う面持ちで戻ってきて「すっごい良かった、今が一番だったよ」と伝えると、一気にテンションアップ!一段階も二段階も成長できました♪

水滴
水滴
水滴
40.水滴
野球にサッカー、水泳とスポーツ三昧の俊太朗君。
1週間前のリハーサルでは、練習不足により不安定なリズムに途中で止まってしまったり、首をかしげながら弾いていましたが、「こっから特訓だよ」と1週間、毎日毎日、本当に特訓(笑)。
本番が始まる前、「超ドキドキしてきた〜〜」と緊張MAXでしたが、舞台に座るとスッと緊張が収まったようで、そこからは良い緊張感に集中力が研ぎ澄まされ、ノーミスで心の中で歌った通りに弾くことができたようです。
「バッチリだったね」と声をかけると「うん!!」と本人も実感し、ロビーに出ると、みんなからたくさん褒めてもらって、拍手をもらって、一安心。渾身の演奏に満足し、楽しい1日となりました。

手鞠 手鞠
手鞠
50.手鞠
水泳で活躍するあきちゃん。水泳の合間を縫って「手鞠」の練習に励みましたが、歌が高く、手も速くて難しいため、なかなか思う通りにできず、苦戦。
GW返上で、時間を見つけてお稽古に通い、親戚一同にも練習のお手伝いをしてもらい、だんだん音の違い、弾き方の違いが分かってくると、修正し、繰り返し練習し、いよいよ自分のモノに!
当日のリハーサルでも、「ここの押し手はもっと」「ここのリズムを崩さないで」「この音色をもっと意識して」と色々なオーダーも素直に「はい」と頷き、本番には、見事に修正して、音色も美しく、少女の心を歌った「手鞠」を可愛らしく初々しい演奏で披露しました。
みんなに見守られ、本人も「できた!」と納得の演奏に、笑顔で終えることができたようです。

大河
大河
大河
54.大河の夕
3拍子で強弱も緩急も難しく、歌のキーが高いと言う難しい「大河の夕」に挑戦。
暗譜して間違えないように弾けるようになったのは、早かったのですが、曲作りが難航・・
常に真剣にお稽古に取り組み、一音一音修正しながら、丁寧に練習を重ねていくうちに、だんだんと素敵に弾けるようになってきましたが、今度は中学校に上がり、歌の高いキーが難しくなってきて、高音の発声練習もスタート。
なかなか裏声をうまく出せずに苦労しましたが、だんだん裏声でも声量を落とさずに、裏返らずに歌えるようになりました。
着実に完成に近づき、当日は、気持ちよく練習の成果を発揮して、落ち着いて演奏することができました。

唐砧
唐砧
唐砧
55.唐砧
中学生3人組の「唐砧」。
受験を終えたばかりの優花ちゃんとバスケ部部長の実優ちゃんと、三絃で唐砧の難所、三絃メロディ部を弾きたい!という光歌瑠ちゃんが、それぞれ課題を持ち ながら臨んだ今回。「3月中には暗譜してね」というと、さすがは中学生。自分たちでしっかりとスケジューリングしながら、暗譜を大方こなし、合奏の練習 へ。
しかし唐砧という難曲の壁に、少しのズレやミスタッチによる行方不明・・なかなかピタッと合奏することができずGWに入ると、まさかのインフルエンザ感染…(涙)
1週間前のリハーサルもできずに1週間を切りましたが、最後の合奏練習で70点かな〜というところからの追い込みが素晴らしい。それぞれが課題を克服し、当日を迎えると、初々しく可愛いらしい振袖姿♪
静かに緊張を募らせていましたが、「大丈夫!最後、気持ちよく弾いておいで!」と言うと、「はい」と言葉少なに舞台へ。最後の練習での課題もクリアし、立派に素晴らしい演奏を披露できました。

集合
琴美会
唐砧
17時、心地よい達成感に包まれて集合写真へ!無事に終わって、楽しい1日となりました。
朝から夕方までの長丁場でしたが、出演者はもちろん付き添いの親御さんたちもずっと見守ってくださって、みんな無事に舞台を終えることができました。
ありがとうございました。

次は、8月の「日本三曲 子供演奏会@カメリアホール」、「宮城会関東支部演奏会@国立劇場」、そして10月の「第35回琴美会演奏会」へと続いていきます。
これからも応援、よろしくお願いします☆